今日のネット社会において、きょうびメディアで頻繁に取り上げられはる「web2.0」ちう言葉。ワイが思うには、ビジネス系のニュースや新聞、雑誌やらなんやらで見たことがあるか思うで。「web2.0があるやったらweb1.0もあるんでは?」思われた方は、エライ勘がよろしいや。
よりどエライ昔のweb形態の主流はweb1.0やった。それが進化し、現在web2.0のサイトに移り変わろうとしてるんや。いえ、正しくはweb2.0“的”とぬかしてええでっしゃろ。そら、web2.0は現在も進行形で変身してん“未完成品”なんやこれがホンマに。
こないな風な一般に馴染まへん言葉は、「IT」や「ユビキタス」で見られはった、単語だけが先走り、中身(言葉の意味)が浸透せんゆう傾向におます。 原因は取り上げるメディアが、単語重視による報道で、肝心の中身をわかるように説明せんゆうトコやと考えとりまんねん。 ほんで、「web2.0とは何?」を最大の焦点とし、関連事項を踏まえて説明してみまひょ。
web2.0とは?
■web1.0とweb2.0
(現在の)web2.0の定義は、「“webサイト(コンテンツ)を閲覧する”から“webサイト(コンテンツ)に参加する”」ちうことになるんですわ。前者はweb1.0のサイトや。web1.0のサイトとは、「いっぺん作成したらほとんど更新せんサイト」ちう位置づけや。
作成したらネットに放流しどなたはんかが見てくれるのを待つといった、一方的なコミュニケーションの性質を持ったサイトといえまんねん。
■web2.0サイトとはロビーのような場所
ここでコミュニケーションとぬかす言葉が出てきましたのやが、web2.0を語る上でもっとも核心に触れた部分になるんですわ。
web2.0は、サイト作成者と閲覧者(読者)の双方向において、いつでも、どこでもコミュニケーションをはかることができる、または情報を共有するっちうことができるゆうシームレス(境界のあらへん)な関係を築き上げるサイト技術や。
オノレの知識を情報としていつでも気軽に発信でき、その情報の反応をダイレクトに感じることができるゆう、「閲覧する側から参加する側へ」ちう変身がweb1.0からweb2.0の革新の本質であると言えまんねん。
web2.0を取り入れたサービスやサイトについて
百聞は一見にしかへんし、とよう言おるんやけど、web2.0を具体的になんぼ口で説明したかて、なかいなか理解するっちうことがややこしい思うで。実際、web2.0は未完成品であるため曖昧な表現として使われとる場合もようけ、「こないな風なサイト(サービス)がweb2.0の技術を使うておるねんで」といった説明の方が数十倍わかりやすい思うで。
ほんでweb2.0を取り入れたサイトやサービスについて紹介しまひょ。
■Blog(ブログ)サービス
Blogとは?
すでに皆はんは知ってはるや思うで。ワイが思うにはweb2.0ちう言葉に興味や関心がある方やったら、Blogの一つや二つ持っとる(始めとる)んとちゃうでっしゃろか。
Blogはweb2.0技術を利用してん代表的なサービスといえまんねん。ここでBlogを御存知へん方にちびっと補足させてもらうで。
Blogとは、「日記をつけるような感覚のホームページ」や。従来のHTMLで構成されたサイトで日記をつける場合、一般的には、「ページを作成し、テキスト(文章)を打ち、FTPサーバーへ接続してアップロードする」ちう一連の作業が必要やけど、そやけどアンタ、Blogでは管理画面でテキストを打ち込み更新するだけで、ホームページ(Blog)の更新が手軽に行うことができまんねん。
Blogのweb2.0的要素
Blogが一般的に認知され、これほど普及した背景には「アメリカ9.11事件」でBlogが大活躍したことが挙げられはります。当時、メディアの情報が錯綜し、どの情報が真実であるか見分ける判断は困難を極めとったんや。その中でいっちゃん信頼できる情報のソースとして被害者による生の声やった。その生の声をつづった媒体としてBlogが利用されとったのや。Blogは記事に対しコメントをつけることができ、さらにトラックバックにより関連記事を簡単にリンクするっちうことができるため、世界中で信頼性の高い情報の共有が可能となったんですわ。
こないな風な一つの流れをweb2.0的と言えまんねん。情報提供者の記事を読んだ読者が反応し、さらなる情報を提供する、といったネットワークが生まれはります。web2.0的サイトとは「世界中で隣人をつくることができる」というても過言とちゃうでっしゃろ。
■閲覧者参加主体の辞書検索サイト「Wikipedia(ウィキペディア)」
インターネット総合辞書として定着した「Wikipedia」では、単語の意味だけでなく、歴史、実例、問題点、参考資料やらなんやら、様々な情報を知りうることができまんねん。ただ閲覧するだけではweb2.0的とは言えしまへん。
Wikipediaは辞書の内容を読んだ閲覧者が自由に内容を編集するっちうことが可能や。ここでweb2.0的な要素が出てきまんねん。
与えられはった情報にケッタイな点や足りまへん部分やらなんやらを編集するっちうことにより、サイトへ参加するゆう双方向のコミュニケーションが行われはります。もちろん間ちごた知識や悪戯で内容を編集する方もおるんやけど、間ちごた内容を見た閲覧者がすぐに元に戻すため、大きな混乱を招くこともおまへん。
閲覧者の心理を上手についたweb2.0的サービスといえまんねん。
■全員でQ&Aのサイト「教えて!goo」や「Yahoo!知恵袋」
きょうび、特に注目を浴びとるweb2.0的なサービスであるQ&Aサイト。疑問に思うことを検索サイトで調べるのやなく、実際に知っとる人から直接聞こうゆうコンセプトでつくられはったサイトや。典型的でありもっともわかりやすいweb2.0的技術を取り入れたサービスとぬかしてええでっしゃろ。
両サイトとも上手に構成されとることは、回答者に得点を設けとるトコにおます。ええ回答や回答数が多い人ほど総得点が高なるさかい、周囲との競争も楽しめるゆう点や。
実在する方々と得点を争うことができるといったコミュニケーション方法もweb2.0的技術といえまんねん。
■お気に入りを全員で共有する「はてなブックマーク」
ネットサーフィンを楽しむために欠かせへんもんと言うたんやら、ブックマークやお気に入りでっしゃろ。せやけどダンさん今は、検索精度も格段に上がり、お気に入りやブックマークを使用せん方も増えとると聞きまんねん。
ほんで一歩進んやブックマークの使い方として、オノレが持っとるブックマークを、ネットを見とる色々な人に紹介したろおもていうコンセプトで生まれたのが「はてなブックマーク」や。
「オノレがよう利用する便利ええサイトを紹介したい」「マニアックなサイトを紹介したい」やらなんやらといった、あらかじめサイト内容を知っとる方による推薦により、検索によるサイトの確認ちう手間を省くことができるようになるんですわ。
こないな風な「お気に入りを不特定多数の方と共有する」ちう新サービスもweb2.0的といえまんねん。
■通信販売の革新「Amazon.co.jp」や「楽天市場」ほんで「価格.com」
Amazon.co.jp(アマゾン)と楽天市場について
買い物からインターネットで購入するゆう新しい能書きが定着しましたわ。web2.0の代表的なビジネスモデルや。ウェブ上で買い物をするサイトとしてAmazonと楽天市場は外すことがでけしまへん。
たやら通販サイトやったらweb2.0的とはいえしまへん。両者で共通していえることは、商品に対して実際購入された方、もしくは使用しとった方の生の声がレビューとして掲載してるんや。
ユーザーが商品を購入するっちうときにいっちゃん役に立つ情報はやっぱり「実際使用してみてどやったか」ちうトコに限るでっしゃろ。
あえてこないな風な同じ視点に立つ消費者による“口コミ”を掲載するっちうことで、商品に対する「わかりやすさ」を伝えることができまんねん。
これもweb2.0的情報の共有といえるでっしゃろ。
価格.com(カカクコム)とは
価格.comは色々な商品に対する価格を比較するゆうサイトや。数あるショップの中から同じ商品に対して、なんぼで販売してんかとぬかすことを、一つのサイトで比較しながら確認するっちうことができまんねん。
それぞれの商品には口コミによるレビューや細かいカテゴリーで分けられはった満足度の評価を掲載しとり、「商品を購入するっちうときはまず価格.comで調査してから」といわれるほどの認知度になったんですわ。ウチも同じく商品に対する情報を一般ユーザーから得とりまんねん。
価格.comでは商品を実際に扱っておらへんし、扱っとる店舗を紹介するっちうことでリスクの低減をはかっとりまんねん。
技術におけるweb2.0とは
本日この時まで、コンテンツの内容を中心にweb2.0の話を進めてきましたのやが、技術におけるweb2.0のことについて説明しまひょ。
一般的にweb2.0の技術はサーバーテクノロジーの利用によるんや。データベースを管理し、PHPといったサーバー側で処理を施す技術の使用が主になるんですわ。要は、大量のデータを瞬時に読み取り処理できるゆうサイト構築が望まれはります。具体的には以下のもんが挙げられはります。
■RSSやATOM
web2.0として利用頻度の高いRSSやATOMといったサイト配信用フォーマットの使用や。サイトが更新したといっぺんに配信するため、更新をしたことを読者に知らせることができまんねん。Blogやニュースサイトでは利用してるんや。
web2.0が抱える問題点について
web2.0は現在大きく注目されとりますが、この流れがいつまで続くかどなたはんもわからしまへん。したがちう、一過性のブームで終わるか定着するか、その見極めがエライややこしいとされとりまんねん。
移り変わりの激しいネットビジネスにおいて、何が生き残り何が淘汰されるんか、今は養う目をつけるええ機会やとも考えとりまんねん。